Lenovo薄型PC分解しました

分解には写真のような先が星形のドライバー(トルクスドライバー サイズ:T5)が必要です

裏カバーを外すと一番目に付くのがリチウムイオンバッテリーで、全体面積の約半分を占めています
低消費電力CPUとは言えCorei5を長時間駆動するには必要な大きさです
またCPUを冷やすための冷却用FANが2基装着され、熱伝導率の高い銅製のヒートパイプで連結されています
薄型のボディーに合わせてFANの厚みは5mm程度しかありません
その他コネクター類は基板に直付けされていますがWifiは別P/Kとなっております

その他、メモリーが見当たらないのですが増設が不可の基板に直付けでしょうかね?
そしてメモリーの大きさに相当する銀シールド下に隠されている赤枠で囲った部品がSSDです

 

SSDのP/Kを取り出してみました

サムスン電子製で型名:MZVLW512HMJP インターフェースはPCIe3.0×4(32Gb/s)
*PCI-e:Peripheral Component Interconnect-Express
NANDフラッシュで容量がなんと512GB!
Amazonで調べてみるとそのお値段が¥66,660-します、二重にビックリですね

大きさを比較のために
2GBメモリーと2.5inch SSDと並べてみました
ピンがあっている手前がサムスン電子製2GBメモリーで
その後ろ上が512GB容量のSSD、下が2.5inch 500GB SSDとなります
通常2.5inch型SSDでも十分に小さいのですが、更なる小型化にはPCI-e接続型SSDが必要ですね
(インターフェース自体のスピードも上がります)

今回は電源が入らない障害でM/B不良のためP/K交換した際の写真です
以上Lenovo薄型ノートPCの中身紹介まで