通常蛍光灯の寿命は良くあることで、フィラメント部の色が変わってくると、そろそろ寿命ですが、たいてい1年以上は持ちますよね
今回はそんな前触れもなく突然発煙!
おそる恐る中を開けてみるとスイッチング電源部の電解コンデンサー(350V47μF)がパンクの他、
周辺の抵抗も黒焦げの状態
コンデンサーのメーカーは防爆弁の形から恐らく日本ケミコン株式会社ではないでしょうか?
スイッチング電源あまり良い設計ではないですね
基板内ヒューズが飛んでいないということは局所にて瞬間的に大電流が発生したということでしょう
メーカー名は出しませんが日本の大手電機メーカーです(基板には製造銘板なし)
上部の白ケーブルは左から27W蛍光灯、34W蛍光灯、AC電源へとそれぞれ繋がってます
問題のコンデンサーがこちら、完全に頭が吹っ飛んでますがそれを見越して?青いビニールテープで覆われていました
こちらの写真はテープを剥がしたところです
そして今回の発煙したと考えられる破損した抵抗部分の基板
1/8W型抵抗器R8,R9,R10,R11恐らく四本、見事に破損(過電流)です!
根本は電解コンデンサーが引き金となり抵抗の破損に繋がったと思われますが、例えショートモードでの破損だったとしても抵抗器は壊れてはいけません。
どういう理由で過電圧・過電流がかかったかは不明(スイッチング動作による誘導電流による破損?)ですが、このような場合は火災の恐れもあるので要注意です!