皆さんはサーバーにアクセスしたときにどのようなデータがサーバーに蓄積されるかをご存じですか?

クライアントのデータを一例として紹介しますと
・アクセス日時
・IPアドレス
・ディスプレー解像度
・使用しているブラウザー
・使用している言語
・入力情報
・クライアントのアクセス場所
・どのURLを経由して来たか
・スマホなどの状況(位置許可)によってはGPS位置情報
・ブラウザにインストールされているプラグイン情報

などなど
ここでクライアントIPアドレスが分かっても契約プロバイダーが保管している個人情報とリンクさせなければ住所は分かりませんのでご安心ください
また許可した位置情報以外の個人情報は特に多くありません

しかし大きな目で見るとこれらの情報からは有益な情報が得られるのです
それは世界中の各サーバーからブラウザー情報を集めることで、アクセスしてくる機器の情報が分かり、これを収集・分析することで、現時点でのシェアー分類が出来るのです
これらの情報を収集・分析しているサイトとして米国のNET MARKET SHAREが存在します
https://netmarketshare.com/

このような情報が毎日ロボットによって収集されています

netmarket shareでは分析手法の探索プローブとして世界430以上のサーバー情報を毎日収集しています
特徴として個人・企業・ロボット・検索サイトの情報を偏りなく収集しているので人手による分析よりも客観的ですよね
(どちらのサーバーを分析の対象にするかとそのサーバーの数が精度に大きく影響しますが・・・)
また有料ではありますが国ごとのデータや日計月計などの情報も取得できます

ここではこの情報を使って2019年10月現在の各シェアーTop10分析をしてみました

現在の主要OSは何?

Platform  Share
Windows 87.38%
Mac OS 9.93%
Linux 2.07%
Chrome OS 0.38%
Unknown 0.24%
BSD 0.01%

圧倒的にWindows、なんと9割弱!
Apple社のMacOSは約1割
蛇足ですが昔は周りにApple社製品ばかりの中に居たんですが・・・

更にそのOSの内訳は?

Platform Version  Share
Windows 10 45.19%
Windows 7 34.49%
Mac OS X 10.14 5.19%
Windows 8.1 4.26%
Windows XP 2.51%
Mac OS X 10.13 2.20%
Linux 1.49%
Mac OS X 10.12 1.02%
Windows 8 0.74%
Mac OS X 10.11 0.66%

Windows 10が45%の約半数
Windows 7が35%
おやおやWindows 7は来年1月14日でマイクロソフトのサポート対象から外れますが~

またアクセスしてくるブラウザーは何?

Browser  Share
Chrome 67.15%
Firefox 9.15%
Internet Explorer 7.76%
Edge 5.30%
Safari 3.78%
Sogou Explorer 1.58%
Opera 1.53%
QQ 1.49%
Yandex 0.84%
UC Browser 0.40%

クロームが67%と他を圧倒しています、マイクロソフトのインターネットエキスプローラーが8%三位とふるいません
Google強し

ついでにデバイスタイプを見てみると

Device Type  Share
Mobile 53.86%
Desktop/laptop 41.13%
Tablet 4.98%
Console 0.01%
Handheld 0.01%
Set top box 0.01%
Other 0.01%
TV 0.00%


モバイルがシェアー54%とデスクトップ/ラップトップの41%を追い越しています
会社や自宅よりも通勤途中で情報収集する、あるいは会社でもモバイル端末を使って情報収集することの方が多いのでしょうね
今やモバイル端末のネット接続はあたりまえということが良くわかります
おや!デバイスタイプのシェアー最後にTVとは?
最近TVからネットアクセス出来ますもんね
でもシェアーはほぼ0%のゴミですが・・・